photorec で sdcard のデータを復旧した

デジカメのSDカードの中身を間違えてすべて消してしまったうえ、何枚か書き込んでしまったという状態で、データの復旧を試してみた。

まずは、SDカードを可能な限り直接触れないよう、Linuxサーバにつないで、マウントせずに dd コマンドでデータ吸い上げて適当なファイルでイメージを作成。

吸い上げたらSDカード自体はもう使わないのでここで抜いておく。

次に、吸い上げたファイルをパラメタで渡して photorec 起動。(CentOS7のリポジトリにはないので、EPELから入れた。)

あとは適当に画面の指示に従ってぽちぽちやれば大体のファイルは復元できる。

ここで、photorecはインデックスを使わずにデータ領域を舐めてファイルを探索するので、ファイル名を復元できないことに注意。適当なファイル名を付ける作業が一番面倒。。。(→次の記事で、jheadコマンドを使って一気にリネームしました。)

データは、 f**.jpg b**.jpg t**.jpg みたいな名前になっているが、 「**」部分はたぶん先頭のブロック番号か何か。 fは普通のファイル?、bは壊れたファイル、tはjpgの中に埋め込まれたサムネイル、となっている。
このあたりの説明は、 https://www.cgsecurity.org/wiki/PhotoRec からたどれば大体の説明がある。
photorec も含む testdisk のドキュメントはhttps://www.cgsecurity.org/testdisk.pdfを参照のこと。

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