「btrfs」タグアーカイブ

btrfs ファイルシステムをほかのデバイスにコピーする。

サーバのbtrfsボリュームのバックアップ用ドライブを新しくしたが、バックアップ用ドライブもbtrfsで用意すると、初回データコピーとかが楽という話。

ネタは https://wiki.archlinuxjp.org/index.php/Btrfs に書いてあるが、読み込み専用サブボリュームはどうやって作るんだっけ、と毎度調べているような気がするので、メモ。
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btrfsでCentOS7のルートディレクトリにしていたUSBメモリが壊れた。。。。

以前から調子が悪く、だましだまし使っていたCentOS7のルートディレクトリを入れていたUSBメモリがついに壊れた。

昨日btrfsが急にreadonlyでのマウントになっていた。

ログを見たりしたが、原因がわかるはずもなく、とりあえずカーネルが新しければなんとかなるかもしれんと思って、fedora23のモノにさしてみて、btrfs checkしてみたら、3つのスナップショットのツリーが壊れているようだったので、そのスナップショットを削除してみようとしたところ、削除できず(正確には30分ほど待ってもなんとも反応がなかった)。

もうこれはUSBメモリが壊れたんだろうなあと踏んで、USBメモリのファイルシステムを消したうえでchkflshで確認してみたところ、最後まで読み込めずにエラーで終了。その後、USBメモリはどうやっても認識させられなくなってしまった。(あ~あ)

もうしょうがないので、別のUSBメモリを用意して、ファイルシステムを作成。バックアップから復旧して、grub2-install やら kernel の reinstall やら grub2-mkconfig やらをして、復旧させた。

この別のUSBメモリというのも、windows8でReadyBoost用に使っていたものなので、耐久性にはおそらく難があって、また近々似たようなことが起こるかもしれない。
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CentOS7 の btrfs 領域でチェックサムエラーが出始めたので、ファイルを復旧して暫定対策した話

https://ttandai.info/archives/1894に書いた通り、btrfsではfsckしなくていいよ、ということだが、1か月ほど使ってから btrfs scrub したら、checksum error が /var/log/messages の中にいくつも出てきたので、とりあえず不良ファイルをバックアップから戻したあと、 logwatch の導入と btrfs scrub の定期実行で対策した話。

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btrfs では fsck が何もしないし、定期的に実行しなくてもよいという話。

この記事この記事で最近触っているbtrfsでは、fsckが必要ないらしい。

実際、fsck.btrfs をしてみると、btrfs checkを使えと助言してくれるようだ。(man fsck.btrfs にもそのように書いてある)

実際、何もしなくてもごくごくたまーに、syslogの中でbtrfsのchecksumエラーの修正とかそういうのが出てくるので、少なくともCentOS7では割といろいろよきに計らってくれているのだろうと想像している。

本当に何もしなくていいのかなぁ、といろいろ見ていると、
http://marc.merlins.org/perso/btrfs/post_2014-03-19_Btrfs-Tips_-Btrfs-Scrub-and-Btrfs-Filesystem-Repair.html
というのにあたり、まぁとりあえず btrfs scrub はやっておいた方がいいらしいというのはあるが、これってRAID向けの機能のような気がするので、とりあえず使わない。(試しにやってみたら、チェックサムエラーの修正が起こってしまったのだけれども、、、このコマンド自体はデータを読むだけで何もしないはずだが、データを読んだときに何か起こったのかなぁ。定期的に全データさらうっていうのもありか、、? うーん。 今は、USBメモリな起動ドライブにあまり負荷をかけたくない。)

なので、
https://btrfs.wiki.kernel.org/index.php/FAQ#When_will_Btrfs_have_a_fsck_like_tool.3F
にも書いてある ”Note that in many cases, you don’t want to run fsck. Btrfs is fairly self healing, …” という文言を信じて、何もしないことにした。

なお、btrfs では、defrag をするコマンドも用意されているが、まぁ、これも負荷があるだろうから、定期的にはやらないことにした。

CentOS7 (1511) でbtrfsのスナップショットを定期的に保存するようにした。

前の記事で省いた、btrfsのスナップショットまわりについて。

btrfsのスナップショット便利だから、みんな使った方がいいよという話。

概要

前に記事に書いたように、システムのバックアップについては、別の外付けドライブを用意してある。このバックアップは、バックアップスクリプトの中で細工をして、grub設定ファイルやfstabなどは調整ずみであり、すぐに起動できるようになっている。

当然これは、起動ドライブが壊れるたらどうしよう、という意味でのバックアップにはなっているのだが、これとは別に、ファイルを誤って削除したらどうしよう、という意味でのバックアップも用意する必要がある。

幸い、btrfsにはスナップショット機能がついており、重複ファイル分の容量を気にせずスナップショットを作りまくれるので、今回はこれを利用することにした。

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CentOS7 (1511) で、すぐに起動できるシステムバックアップの作成

NUC(DN2820FYKH)で、起動用のドライブとは別のドライブを用意して、すぐに起動できるシステムバックアップを作成した。USBドライブなどの外付けデバイスでシステムバックアップを作成するときにでもご参考に。

やりたいこと

NUC(DN2820FYKH)で、現在USB3.0なUSBメモリ(32GB)を起動ドライブとしている。USBメモリがいつ壊れるかと気にしながら使い続けるというのもさすがに心もとないので、すぐに起動できるバックアップを用意しておきたい。

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