数日あいたが、その後の話。

必修科目の履修漏れ、全高校の1割に 文科相答弁(朝日新聞) – goo ニュース

必修科目の履修漏れ、全高校の1割に 文科相答弁
2006年11月1日(水)12:30

 伊吹文部科学相は1日の衆院教育基本法特別委員会で、必修科目の履修漏れがある高校は、国公立・私立合わせて5408校中5406校まで調べた時点で、計540校、8万3743人になったことを明らかにした。全高校の約1割で履修漏れがあったことになる。

 内訳は、公立が4045校中314校、私立がまだ調べていない2校を除く1346校中226校。履修漏れ70コマ(1コマは50分)以下が6万1352人、それを超えて140コマまでが1万7837人、それを超える場合が4554人。

 伊吹氏は「高校がすべて良心に従って答えているという前提だ」と述べた。
—————————
ここまでgooニュースからコピペ

この最後の発言ってのはやっぱり、高校がすべて良心に従っているという前提で、
この数字って意味なんでしょうね。
そう考えるとやっぱり、チェックしきれてないところがありうる、
ということなんでしょう。
まだ隠し続けたり、開き直ったりしている高校がある、、よなぁ、きっと。
そんなところが補修とかやらないで卒業できてしまうというのも、
まぁ、問題が発覚した今となっては理不尽。
まじめに対応しているところほど生徒に対して負担が大きくなってしまう、
というのは、なんだかかわいそうですよ。


http://www20.atwiki.jp/hisshuu/pages/1.html

ここのwikiを参考にすると、どうも県ごとにばらついている感じ。
極端に少ないところは、熊本県のように、以前発覚して問題になって、、
など理由があれば納得できるが、教委ぐるみで隠してるんじゃないか、とか
不安になってくるなぁ。必修未履修と、単位差し替えによるごまかしと、
解釈問題があるのかもしれないが。
早期から相当数発見できた岩手県は、
むしろ問題に対する対応としてだけみれば優秀な部類だったと。
うちに実家の県では、明らかにやっていそうな学校三つが載っていないのが
とても気になったなぁ。

ついでに、

http://d.hatena.ne.jp/kmizusawa/20061028/p1

ここのブログをみると、この問題はどうも20年以上前からあった様子。
現行の教育指導要領が出てから云々という言い訳がよくでてるけど、
実際のところはいつからやられているのかわかったもんじゃない。
極端な話、家庭科室がないとか言う某灘高では、ずっと家庭科やってないはずだしねぇ。
もし当時から現在の規模でこのごまかしが横行していたとすると、
この問題についてあれこれ騒いでいるマスコミや、文科省職員、
高校教師、あたりでも、必修単位未履修で高校でたやつが絶対いるはずだと
邪推するのだが、本当のところはどうなのかなぁ。

世界史のごまかしとか、家庭科、情報なんかが取りざたされてるが、
理科総合とか、ちゃんとやってるのかなぁ、、、?
理科総合の名前で、実質は物理とか化学とか生物の授業、なあんてことは
あってもおかしくない気はするが。

コメントを残す