1週間くらい休みになったので、いきなりDVD4本借りてみたり、映画見に行ったりしていた。
見た順に感想とか。
「Ζガンダム」
なんか、やたら展開早かったなぁ。終盤、ばったばったと人が死んでいくあたり、もうちょっとじっくりやってくれよ、と。ヘンケンとエマさんがくっつくのも、気づいたらくっついてた感じだし。ほとんど戦闘シーンばっかりで、シーンの間の時間の進みがわかりにくかった。まぁ、テレビシリーズを4時間半に圧縮してるわけだから、そこは仕方ないか。しっかし、見たことないとはいえ、いろいろと展開知ってると、あんまり意外性とかなかったり。この人いつ裏切るのかなぁ、とか、ね。
クワトロ大尉が結構バレバレだったのが、意外だったかな。まぁ、もとを知らないってのは、そんなもん。
「大人」と「子供」というのを軸にして話を進めているようだったけど、ちょっと出しすぎだったような気がする。もういいよ、って感じがした。
たぶん、TVシリーズをじっくり全話見たほうが面白いんだろうが、そんな暇もないしな。
「それでもボクはやってない」
裁判制度とか、取調べに関しての問題点や、痴漢冤罪という社会問題の存在を世に投げかけるという点ではかなり評価できるものだったけども、娯楽としてはどうかなぁ、と。
裁判の様子が、あれがリアリティのあるものなのか、創作が入っているのか、判断しようがないが、裁判自体や、判決文の中に、滑稽な、というか、馬鹿馬鹿しい部分があったのは確か。ほとんどが公判のシーンで、なんだか順番変えてもわかんないような感じだし(まぁ、そう思わせるのも、狙っているのか?)、あれだ、わざわざ映画館でみるっというよりは、ビデオでも借りて一人で見れば十分って感じだったかな。
ま、具体的な内容に踏み込まず感想だけ書くと、こんなもんかな。
世の男は、痴漢冤罪で目をつけられたら、もう、示談に持ち込んだ方が賢いという、なんともゆがんだ世の中を見せ付けてくれる、そんな映画ですね。
おちおち外も歩けないってもんでしょうよ。
あ、痴漢犯罪に関連するのに、セカンドレイプという単語が一回も出てこなかったのは、そっちの方にはまったく監督が興味なかったってことでいいんですかねぇ。取調べの問題を浮き立たせるなら、こっちもそれなりに重要だと思うんですが、ま、主題からそれるのかな?それとも、痴漢犯罪ではそんなにひどくないんだろうか。。。?
「フルメタルジャケット」
ハートマン軍曹がいい味出してるってのは、もう言い古されてるだろうから、語るまでもないでしょうか。「笑ったりないたりできなくしてやる!」とか、「逃げるやつはベトコンだ。逃げないやつは訓練されたベトコンだ。」とかの、強烈なセリフも多い。
博愛主義なんてクソ食らえ、って感じですな。戦争やってるのも人間だし。
しかし、一人のスナイパーの手ごわさがしっかり伝わってきたなぁ。エリア88で読んだとおりだw