東京電力の情報の出し方

東京電力が、情報を確認せずに、誤ったマスコミに記者会見で流してしまう事態。だいぶ混乱しているように見える。新聞に間に合うように一日一回情報をアップデートすればよかったような時代はとうに過ぎ去り、状況が変化し続ける中でほぼリアルタイムでの情報を求められ、ちょっとでも遅れれば情報が遅い、かくしているのではないかと罵られ、未確認情報についてわからないといえば、ダメなやつだとやはり罵られる。急いで情報を出さねばならんとなれば、未確認情報もせっせと出すことになってしまう。せっせと情報をなるべく早くだせば、情報が細切れだとまた文句を付けられる。すべて同時にこなすにはきちんと訓練していないと難しいんではないかな。

鉄火場の中にいる連中をあんまりいじめてやるな、、と思うが、、、。

外野から見ている我々は好き勝手にものを言えるわけで、あまりこういうことを言っていても仕方がない、といえばそうなるんですよね〜。リアルタイムで迅速な情報公開が意味するものはこういう、生データに近い、解釈されない素の情報の氾濫であって、マスコミや我々市民の情報リテラシーが問われる世の中になったともいえるのかもね。

# 途中で(安全な判断ができる方に)2段くらいバイアスをかけた数値や、え〜いどんな細かいことでもあげろ〜、的なことが報道発表され、それが事実として報道されていような場合もあるんじゃないかなぁ、、、 
こんな中で嘘の報道発表されたらどうしようもない。こうなってしまえば情報リテラシーを持っていて正しい判断ができる他人に頼らないといけないわけだが、誰に頼ればいいかを判断しなければいけないような状況になってしまうのかしらん。

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