宇宙の膨張、90億年前に加速(読売新聞) – goo ニュース
宇宙の膨張、90億年前に加速
2006年11月17日(金)11:29
【ワシントン=増満浩志】宇宙の膨張を加速するエネルギーが、これまで考えられていたよりも早く、少なくとも90億年前には存在していたことが、ハッブル宇宙望遠鏡による観測で分かった。
米航空宇宙局(NASA)が16日、発表した。
宇宙は137億年前に誕生して以来、膨張し続けているが、そのためには、物質同士が重力で収縮しようとする力に対抗して、膨張を引き起こす未知の力「ダークエネルギー」が必要だと考えられている。これまでの観測で、ダークエネルギーと重力のバランスは変化し続けており、約50億年前にはダークエネルギーの力が勝って膨張が加速していることが分かっていた。
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いや、アインシュタインの宇宙項がダークエネルギーだと思うと、
宇宙が始まったときから(137億年くらい前)から、ずうっと一定な
宇宙項があるわけで、90億年前からあるというよりも、
90億年位前にはすでに宇宙項による(クインテッセンス?かもしれないが?)
ダークエネルギーが宇宙のエネルギー密度に大きな寄与をもたらしてきた、
というべきで、まぁ、一般紙の科学記者がこんなこと知らなくてもいいのかなぁ、
という例でした。
いやぁ、まだ自分も宇宙論は勉強中なんで、ウソついてるかもしれないが、、。
大体、現時点での宇宙の膨張は、ダークエネルギーによる斥力がなくても、
減速しながらの膨張だったら当然重力しか働かなくても説明できるわけで
(ものを上に投げたら落ちてくるけど、今の宇宙はまだ上がりきっていない
段階にあるということとして説明できる)
膨張を引き起こすのではなくて、
加速膨張を引き起こすのに、どうしてもダークエネルギーが必要なんですよ。
コメント打ってくれればもっと詳しく書くかも。
私も宇宙論勉強中
宇宙論を勉強中といっても自分なりの宇宙論を考えている中年男です。大学でちゃんと勉強している学生さんからみれば私の宇宙論は荒唐無稽なものに見えるでしょう。まあ、ド素人が勝って気ままに考えたやつですから勘弁してください。ところで、ダークエネルギーについては、私の勝手気ままな解釈があります。私の宇宙論は「有機的宇宙論」というもので、宇宙は空間が細胞分裂をするように膨張しているというかんがえです。つまり、ダークエネルギーの正体は空間の分裂だといことです。やはり、荒唐無稽な考えかたですかね?
Unknown
>「有機的宇宙論」
とは、何のことでしょうか。宇宙モデルのひとつですか?聞いたことないので説明していただけないとわかりませんね〜。
あとは、そのモデルでないと説明できない観測事実があるのならぜひ説明していただきたいのですが。
主流の宇宙論では空間の膨張(収縮)は、(一般相対論)物質分布の膨張、収縮と関連付けて考えるべきです。
そういった考えに立つと、空間の分裂などという考えではなく、風船が膨張するような宇宙膨張の仕方が自然だと思いますよ。