必修漏れ、41都道府県の404校に 政府は救済策検討(朝日新聞) – goo ニュース
必修漏れ、41都道府県の404校に 政府は救済策検討
2006年10月28日(土)03:05
高校の必修科目の履修漏れ問題は28日未明、朝日新聞の集計で41都道府県の404校に広がった。政府は履修していなかった生徒に対する救済策の検討に入った。安倍首相は27日、「子どもたちの将来に問題が発生しないよう対応すべきだし、そのように指示をしている」と官邸で記者団に語り、文部科学省に検討を指示したことを明らかにした。これを受け、文科省は30日までに対策をまとめる。
首相は27日の講演で「大学受験に手っ取り早く対応できるために、こうしたことに走ってしまったのではないか。もう起こらないようにするにはどうすればいいか、教育再生会議で議論したい」とも述べ、防止策も検討する考えを示した。
27日に初会合を開いた与党教育再生協議会でも、履修時間の短縮など負担軽減策が必要だとの意見が相次ぎ、対策を30日までにまとめるよう文科省に求めた。
与党内からは、リポートを提出することなどを条件に、履修時間を特例として短縮し、履修したものとみなす——などの案が出ている。ただ、学習指導要領の形骸(けいがい)化につながらないよう、例外措置と位置づけることになりそうだ。同時に、再発防止策を早急に打ち出し、関係者の処分も含めて検討し収拾すべきだとの意見が強まっている。
朝日新聞の28日午前0時までの集計では、新たに30都道府県の151校で履修漏れが判明、これまでの総計で41都道府県の404校になった。一方、文部科学省も27日、各地の教育委員会を通じて行った調査の途中経過を発表。こちらは公立校のみが対象で、午後9時現在で、17都府県の97校となっている。
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41都道府県で8万人超が要補習、200回以上も5校
2006年10月28日(土)03:00
全国各地の高校で必修科目が教えられていない問題で、卒業に必要な補習授業を3年生で200回以上実施しなければならない高校が少なくとも5校あることが27日、読売新聞社の調べで分かった。
いずれも3科目以上履修していなかった。同日現在で必修逃れの学校数は、41都道府県で計402校(うち私立高120校)。未履修で補習が必要な生徒数は少なくとも延べ8万6000人を超える。
読売新聞社の調査によると、必修逃れの学校は、千葉、神奈川、三重、徳島、熊本、沖縄の6県を除く41都道府県の402校で、北海道(40校)、岩手(36校)、長野(31校)、静岡(29校)、福島(21校)、島根(同)などで多かった。
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ここまでgooニュースから、ふたつ続けてのコピペ
8万6000人ですか。どこまで数が伸びるかわからない感じですが、
あれよあれよと増えていきましたね。
昨日の伊吹文部科学相の話として取り上げた記事とは違って、
もはや収集がつかない数だと認識したのか、生徒の救済策に
乗り出すようですねぇ。
まぁ、妥当なセンではないでしょうかね。