「神様のパズル」が割と面白かったので買ってみた。
あとがきによると、世の中では沙羅華がツンデレキャラだとかなんとか、、、。
まぁ、確かにツンデレっちゃぁツンデレだなぁ。。。
まぁ、それはおいといて。
前回はぶっ飛んだ物理理論が飛び交ってたんだけど、今回は、加速器、トレパネーションのくだりでほとんどネタがわかってしまったとか、Qコンがなんだとか言ってた割には全然出てこなかったとか、いきなり舞台は海外へ、とか、いろいろなんだかなぁ、という感じだった。
そもそも、量子コンピュータが古典的な計算機より圧倒的に速いという前提だったけど、本当かよ、、、。NP問題を多項式時間で解くアルゴリズムが存在するとかだけでは、量子コンピュータが古典的な計算機より速いということにはならなくて、NP問題でなければ、単位時間当たりの計算回数などなどが多いほうが当然勝つわけで、、、。
といったことを思ったんだけど、やっぱり邪念を持ちながら読むとまぁまぁこんなもんかなって感じだった。
まぁ、70点くらいかなぁ。映画の「神様のパズル」よりはましだったかな。
「「パズルの軌跡」 機本 伸二 ハルキ文庫 」への1件のフィードバック