VE-TA10とWN-AC1167DGRの組み合わせでドハマリした話

宅内の無線LANルータをBuffaloのWHR-HP-GNからIODATAのWN-AC1167DGRに変えたら、自宅のIP電話がかからなくなった。
宅内のIP電話は、プロバイダが提供しているサービスで、IP電話対応機器として、VE-TA10が送付されてきて、それを利用していた。

結局、VE-TA10の設定を変更することによって解決できた。

まずは、宅内ネットワークの状況と無線ルータの設定&症状から。
・宅内ネットワークでは、無線ルータをルーターとして利用して、VE-TA10では「アダプタモード」で利用していた。
この時点で、VE-TA10では「ルーターモード」と「アダプタモード」しか設定できなかった。
症状としては、IP電話の認証ができていないようで、「接続失敗」でVE-TA10の赤ランプ点灯。
・新しいルータで「IPsecパススルー」を有効にすると、VE-TA10の方で「接続成功」となり、電話をかけることはできたが、まったく電話を受けられない。

次に、解決に至った手順。
・VE-TA10を工場出荷設定へ初期化。(このとき、初期化の選択肢が3つあったが、一番奥にある出荷時設定にする。)
これをやってしまうと、VE-TA10の設定画面が変わってしまい、もとに戻せなくなる!!
どうも、プロバイダの方で、機器を配るときに、設定入力を省力化できるように設定画面をいじってあったようだ。

・それで、WAN側設定で、動作モードを「固定IPモード」へ。
・IPアドレスは、DHCPが配る範囲とはかぶらないところを手で指定。
・無線ルータの「IPsecパススルー」は無効にしてもつながったので、戻しておく。

という感じで設定したら使えるようになった。
どうも、「アダプタモード」だと隠れてみえないような設定が、「固定IPモード」だといじれるようになっていて、そこのデフォルト設定の違いで通信できるようになったのかなという気がしているけれど、はっきりとはよくわかならい。(たとえば、UPnPの使用有無を設定できる、とか。)
Buffaloのルーターでは、あまり深く考えずにつかえていたので、見えないところで結構違うんだなぁという話。

これだけ書くと手順がすくないように見えるけど、DHCPが自動で配る範囲の外にIPアドレスを設定するとか、わからんよー、、、。ネットワーク触ってると当たり前の感覚なんだろうか、、。

所要半日くらいでした。

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